22回参拝
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住所
〒649-6531 和歌山県紀の川市粉河2787
交通
電車:JR和歌山線粉河駅下車 門前町徒歩15分
バス:JR阪和線熊取駅下車 粉河行乗車 45分
バスの時刻等のお問い合わせ ※0736-75-2151:和歌山バス
車:阪和自動車道 泉南または和歌山インターからいずれも約35分
駐車場
有 (100台)
拝観料
重要文化財 粉河寺本堂の内陣拝観 お一人300円
拝観時間
8:00〜17:00
納経時間
8:00〜17:00
電話
0736-73-4830, 0736-73-3255
粉河寺縁起にはこう書かれている。
紀伊国の猟師、大伴孔子古(おおとものくじこ)は宝亀元年(770年)のある日、山中に不思議な光を発する場所を見つけて、そこに小さな庵を営んだ。これが粉河寺の始まりという。その後のある日、孔子古の家に一人の童子(童男行者)が訪ねて来て、一晩泊めてくれと言う。童子は宿を借りたお礼にと言って、7日かけて千手観音の像を刻んだ。8日目の朝、孔子古が見てみると童子の姿はなく、金色の千手観音の像だけがあった。孔子古は殺生をやめて観音を信仰するようになったとのことである。
その後、
河内国の長者、佐太夫の娘は重い病で明日をも知れぬ命であった。そこへどこからともなく現れた童行者が千手千眼陀羅尼を称えて祈祷したところ、娘の病は全快した。喜んだ長者がお礼にと言って財宝を差し出すが童行者は受け取らず、娘の提鞘(さげざや、小太刀)と緋の袴だけを受け取り、「私は紀伊国那賀郡におります」と言って立ち去った。長者一家が那賀郡を尋ねて行くと、小さな庵に千手観音像が立ち、観音の手には娘の提鞘と緋の袴があった。長者一家は、あの行者が観音の化身であったことを知ってその場で出家し、孔子古とともに粉河寺の繁栄に尽くしたとのことである。
第三番札所、粉河寺。
参道を歩いて行くと千手千眼観世音が姿を変えたといわれる童男大士堂がある。
2012.9.26動画追加