第三十二番 観音正寺

24回参拝
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観音正寺ホームページ
寺伝によると、往古、聖徳太子がこの地に来臨された折節、紫雲たなびくこのお山をご覧になって「これぞ霊山なり」とおぼしめし、太子自らが千手観音の像を刻み、堂塔を建立されたのが、当寺の縁起であるという。以来、太子が近江国に創建された十二箇寺中の随一の寺院として、湖東地方に勢威を振るってきた。ところが、応仁・文明の乱に際し、近江国守護職・佐々木六角氏がこの山に居城を築いたため、寺は兵乱に罹ったり、山麓に移されたりするなど苦難の路を辿ることとなった。その後、永禄十一年(1568)、織田信長により六角氏が滅ぼされたため、慶長二年(1597)、再び山上に堂塔が営まれることとなった。慶長11年(1606)に教林坊の僧、宗徳法橋の尽力で現在地に復興される。明治期、彦根城の欅御殿を拝領して本堂としましたが、平成5年(1993)その本堂を焼失する。平成16年新本堂が落慶。本尊はインドの白檀で刻む。松本明慶作。
観音正寺は貴人にさしかざす衣蓋のようにふんわりとした美しい山容から名付けられたこの繖山の山中にひっそりと佇んでいる。

人魚伝説
推古天皇の御代、近江国を遍歴していた聖徳太子は湖水から浮かび出てきた人魚と出会います。人魚は「私は前世漁師であり、殺生を業としていたため、このような姿になりました。繖山にお寺を建て、どうか私を成仏させてください」と懇願しました。太子はその願いを聞き入れみずから千手観音の像を刻み、堂塔を建立したとされます。

本尊
観音正寺本尊

拝観料500円
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JR能登川駅から行くには、
八日市駅行きのバスに乗る。観音寺口バス停で降りる。350円。一時間に2本くらい。所要時間12分。
https://www.jorudan.co.jp/bus/rosen/timetable/%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%B7%9D%E9%A7%85%E3%80%94%E8%BF%91%E6%B1%9F%E9%89%84%E9%81%93%E3%83%BB%E6%B9%96%E5%9B%BD%E3%83%90%E3%82%B9%E3%80%95/%E7%A5%9E%E5%B4%8E%E7%B7%9A/%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%B7%9D%E5%8F%A3/

帰りの観音寺口バス停発
https://www.jorudan.co.jp/bus/rosen/timetable/%E8%A6%B3%E9%9F%B3%E5%AF%BA%E5%8F%A3%E3%80%94%E8%BF%91%E6%B1%9F%E9%89%84%E9%81%93%E3%83%BB%E6%B9%96%E5%9B%BD%E3%83%90%E3%82%B9%E3%80%95/%E7%A5%9E%E5%B4%8E%E7%B7%9A/%E5%B7%9D%E4%B8%A6%EF%BC%BB%E6%9D%B1%E8%BF%91%E6%B1%9F%E5%B8%82%EF%BC%BD/?Ddd=21&Dym=202306

能登川駅からバス

観音寺口バス停、反対側のバス停の脇の道を行く。すぐに結神社に着く。
観音寺口バス停

結神社

神社の左脇を進んで行くと参道入り口が有ります。
観音正寺参道

さぁ登ります。(笑)
観音正寺参道

歩きやすい道です。
観音正寺参道

あと1550M(笑)
観音正寺参道

倒木が、、
観音正寺参道

展望台から良い景色。
観音正寺参道

落ち葉が、、、登る登る(笑)
観音正寺参道

あと730M
観音正寺参道

駐車場からの道と合流。
観音正寺参道

着きました、観音正寺。
観音正寺

本堂
観音正寺

本堂からの眺め
観音正寺

観音正寺

本堂
観音正寺

観音正寺

観音正寺

西国を38回、四国を38回も廻られた人が碑を立てていました。
裏の碑文を読むと興味深いことが書かれていました。
娘さんに子供が授からない、、、歩いて西国三十三箇所を廻られて授かったと書かれていました。
それから、奥様が体調を崩されてまた廻られて回復したとも書かれていた。
で、西国33箇所を38回、四国遍路を38回、廻られて記念にこの碑を建立したと書かれていました。
凄い人がいるもんだ。。。
観音正寺

焼失前の観音正寺。
観音正寺旧本堂

2012.10.14追記、ビデオを撮って来ました。

表参道、石寺から登った動画です。

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