第九番 興福寺 南円堂

27回参拝
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弘仁4年(813年)、藤原北家の藤原冬嗣が父・内麻呂追善のため創建した八角堂。現在の建物は寛政元年(1789年)の再建である。創建時の本尊は、もと興福寺講堂に安置されていた不空羂索観音像であった。この像は天平18年(748年)、その前年に没した藤原房前の追善のため、夫人の牟漏女王、子息の藤原真楯らが造立したものである。
不空羂索観音坐像(国宝)は運慶の父である康慶一門の作で、文治5年(1189年)に完成。坐像で高さ336センチの巨像である。

毎年10月17日に特別開扉。
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JR奈良駅から歩いて15分くらい。近鉄奈良駅からはすぐ。興福寺の駐車場は高いので少し離れた所に止めれば安い。

南円堂

南円堂

納経所
南円堂

東金堂と五重塔
南円堂

中金堂
興福寺

2012.01.05

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