第二番 紀三井寺

24回参拝
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住所
〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201
交通
JR紀勢本線(きのくに線)紀三井寺駅 下車約10分
南海電鉄 和歌山市駅より和歌山バス海南方面行き乗車
紀三井寺バス停下車徒歩10分

駐車場
有 (約30台)
拝観料
大人一人200円 子供100円
拝観時間
8:00〜17:00 (寺務取扱等は下記納経時間内)
納経時間
8:00〜17:00
電話
073-444-1002

御本尊 十一面観世音菩薩

御詠歌 ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん

私訳 故郷を出てはるばると紀三井寺に着きました。観音様の浄土も遠くありません。

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宝亀元年(770年)、唐から来た為光上人が、日本各地を行脚していた時、名草山山頂から一筋の光が発せられているのを見た。光の元をたどって名草山に登った為光は、そこで金色の千手観音を感得した。為光は自ら観音像を彫刻し、胎内仏としてその金色千手観音像を奉納し、草堂を造って安置したのが紀三井寺の始まりであるという。名草山に三つの霊泉(清浄水、楊柳水、吉祥水)があることから「紀三井山」という山号になったといわれるが、『紀伊続風土記』では付近の地名「毛見(けみ)」が転じたものとされている。
山内に涌く三井水(吉祥水・清浄水・楊柳水)は、「名水百選」に選ばれている。

結縁坂(けちえんざか)という231段の急な階段があるが、紀ノ国屋文左衛門が若い頃、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、草履の鼻緒が切れてしまいました。困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。後に、文左衛門は宮司の出資金によって船を仕立て、蜜柑と材木を江戸へ送って大もうけをしたのでした。紀ノ国屋文左衛門の結婚と出世のきっかけとなった紀三井寺の表坂は、それ以来「結縁坂」と呼ばれるようになりました。

紀三井山 金剛宝寺 紀三井寺
電車はJR紀三井寺駅からすぐです。

楼門
紀三井寺

本堂へ向かう階段、結縁坂(けちえんざか)
紀三井寺

本堂
紀三井寺

紀三井寺

紀三井寺から片男波を望む
紀三井寺

紀三井寺

2012.9.26動画追加

2021.7.7
紀三井寺

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