観音正寺の消失のお前立ちが発見されていた。

滋賀県近江八幡市の観音正寺で、平成5年の本堂火災で焼失した本尊・千手観音立像の御前立が発見され、5月22日に一般に公開された。御前立は本尊と共に焼亡したものとは別に、もう1体残っていた。御前立は今後、修復され、次に一般に公開されるのは開基の聖徳太子1400年大遠忌に当たる平成34年。
御前立の高さは、焼失した秘仏の本尊とほぼ同じ85センチ。本尊は榧で作られ截金が施されていたが、御前立は檜で作られ金泥が塗られている。傷みが激しく、腕や頭部の仏面も多くが失われていることから、1年半から2年かけて修復される。修復に際して、本尊と同じく截金を施し、本尊の焼け残った部材も使用する。

 岡村瑞應住職(45)は「御前立は本尊のお姿をしのばせ、信者の思いが詰まっている。見つかったのは観音様が教えてくださったのでしょう」としている。

投稿者: 今井義信

西国三十三所観音巡礼21周目、徒歩で3周目