西国三十三所を歩くには

まだ全部歩いてないので概略だけ書きます。こちらのページの方へ新しい情報を載せて行こうと思います。

西国三十三所観音巡礼は元々、行者の通る道でした。なので厳しいのが普通なのですが、一応、巡礼の代表格である四国遍路と比べてみたら解りやすいと思います。四国遍路が1200km、西国は1000km。西国の特徴は札所と札所が離れている所が多いこと。一番札所の那智の青岸渡寺から熊野古道中辺路を通って紀伊田辺に抜けて熊野古道紀伊路を北上、和歌山の2番札所紀三井寺までが190kmもある。足の速い人で7日間はかかる。四国で言う遍路転がしが7日間続きます。ではゆっくりと歩いて行けばいいと思うだろうがそういう訳に行かないのである。宿が大雲取越えと小雲取越えの中間地点である小口、本宮大社近辺、近露に限られている。ちなみに本宮から近露までは相当な距離が有る。約25kmもある。山道ですからそんなにスピードは出せない。お四国の12番藤井寺から13番焼山寺までは13km、と考えてみたら解りやすいかも。近露から滝尻までが13km、滝尻から田辺までが20km。滝尻から田辺はバスで移動し田辺で宿泊が好ましい。無事に紀三井寺に辿り着けても次の3番札所粉河寺から4番札所施福寺に抜ける道がこれがまた山道なのである。桧原越えといって標高800m以上の山を越えて行くのである。もちろん、宿泊施設は山を下りないと無い。河内長野YHに泊まるか河内長野市内に泊まるしか無い。河内長野から5番葛井寺までは舗装された道を行く。葛井寺から6番札所壺阪寺までは歩きやすい32kmある。壺阪寺から7番札所岡寺までは明日香路で歩きやすくて中々景色が良い道である。岡寺から8番札所長谷寺伊勢街道を通り舗装された歩きやすい道である。長谷寺の近くに西国巡礼を起こした人物である徳道上人が祀られてある法起院にも寄る。長谷寺から9番札所興福寺南円堂までも27kmあるが山之辺の道を通りいい道である。南円堂から10番札所三室戸寺まで32kmある。第三の難所は醍醐越えである。いまは11番札所上醍醐寺の准胝堂は燃えて無くなっていて再建途上である。下醍醐の観音堂で納経出来る。只、ここは入山料が2つ必要なのだ、600円×2で1200円はお高い。巡礼道は上醍醐寺まで2km登り笠取に下り岩間山を登る。お山を3つ越えなければならない。12番札所岩間寺を打つと後は下りで楽だ。13番石山寺まで下る。醍醐寺女人堂から約13kmある。石山寺から14番三井寺までは平地で楽だ。三井寺には少し階段がある。石山寺近辺までくると泊まる所はある。三井寺からの小関峠越えは余り心配しなくて良い。番外の元慶寺から15番今熊野観音寺に抜ける道がややこしい。あとは有名な16番清水寺17番六波羅蜜寺19番行願寺18番六角堂、と京都市内を廻り、西山にある20番札所善峯寺に向かう。これも山の中腹にあるから大変である。次の21番札所穴太寺までは西山を越えて亀岡市内まで行く。善峯寺からは約20km、穴太寺から22番札所総持寺までは約30km、この間でどこかに泊まらないといけません。亀岡に泊まるか京都まで帰るかしないといけない。総持寺からは西国街道を通って勝尾寺口にでる。そこからまた山登りである。山を登って降りた所に23番札所勝尾寺はある。非常に大きくお庭が綺麗なお寺である。その後、箕面の景勝地を通り市街地を24番札所中山寺に向かう。安産、子授けで有名である。私もいつもお世話になっているお寺である。中山寺からは有馬街道を通り、西国巡礼を中興した番外の花山院に寄る。ここもお山の上にある。次は25番札所播州清水寺だが三田市内を過ぎると泊まる所が余り無い。播州清水寺も500mのお山の上に有り2kmの軽いハイキング道だ。歩いて行くと入山料は無料なのは有り難い。播州清水寺から26番札所一乗寺まで32kmもある。途中に泊まる所は余り無い。社町で探すか加古川線で加古川に出るかしないといけません。一乗寺から27番札所圓教寺までは25km、圓教寺も350mの登山がある。問題は圓教寺から日本海の天橋立の近く28番札所成相寺までが120kmもあること。このルートは宿泊出来る所が限られている。姫路市内か和田山か夜久野。その間の期間はどちらかに播但線やバスで移動しなければならない。田舎道ですので飲料水や食べ物なども早め早めに用意しないといけない。成相寺もお山の上にある。丹後国分寺後の脇を通ってあがって行くのだがこれまた非常にきつい坂だ。バスなどは一旦停止すると発進出来ない程だ。成相山を下り天橋立を歩く。29番札所松尾寺に向かう。松尾寺もお山の中腹にある。61kmあるので途中どこかで泊まらないといけない。松尾寺から琵琶湖の今津までが74kmある。今津に泊まりバスで往復する。今津からは船で竹生島にある30番札所宝厳寺に渡る。琵琶湖汽船 船は風に弱く風が強いと船が港から出ないこともある。また、出ても島に接岸出来ない事も有るので注意しないといけない。船賃は2830円である。船は今津から竹生島から長浜港へ抜けるのだが冬期は運行していない。冬期期間(12月8日から3月13日)は正月期間(1月1日から4日)を除いて土日祝日しか運行していない。冬期期間は平日渡れないのである。ただし琵琶湖をぐるっと歩いて廻り長浜港へ行けば冬期も出ている。それとも琵琶湖大橋まで歩いて行き長命寺、観音正寺を先に打ち彦根まで歩いて行き船に乗る手もある。昔は竹生島から31番札所長命寺下まで船が有ったが今は廃止されてなくなっている。竹生島からは彦根に向かっての船も出ている。今津の乗り場から今津→竹生島→彦根行きの切符も買えるはずだ。彦根から31番札所長命寺まで琵琶湖湖畔を歩く。長命寺には有名な808段の階段が有る。32番札所観音正寺にはのどかな田園風景をみながらいくが、観音正寺も1300段くらいあるといわれてる山を登らないと行けない。観音寺山に登るには桑実寺を通る必要が有る。桑実寺は拝観料300円が必要で観音寺城跡を通って観音正寺にでる。観音正寺から石寺までの長い階段を下り中山道に入る。ここから約80km歩くと33番札所の華厳寺に辿り着く。。

歩く為には地図が必要であるが、西国古道ウォーキングサポートの地図が便利である。私はこれを印刷していつも持って行っている。道標に赤い矢印が各所に張ってあり非常に役立つ。宿泊施設に関しても西国古道ウォーキングサポートが便利である。

西国三十三所徒歩巡礼

投稿者: 今井義信

西国三十三所観音巡礼20周目、徒歩で3周目

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